ハネアゲフレームが今、熱い! (長野県岡谷市)


みなさんこんにちは。社長のコノダ(1級眼鏡作製技能士)です。

今年も気づけばもうおしまい、残り2日となりましたね。ホント歳と共に一年が加速していきますね。

年末のお掃除はお済ですか? 遠近両用のメガネを掛けていればあまり気にならないかもしれませんが、お掃除する時って手元の見えるメガネを使っていますか?

眼の状態によってもすべてがすべてではありませんが、次に紹介する「跳ね上げ眼鏡」というものが実はすごくイイんです。

なぜって・・・?

遠近両用のような歪みがない

境目のない遠近両用レンズってどんなレンズでも基本的には周辺部に歪みが発生します。加入度が少なかったり、超高級歪みの少ないレンズを使っている人は別ですけどね。

ハネアゲメガネとは言葉のごとく手元を見るときにはフレームを跳ね上げ、裸眼(自分の素の眼で)で物を見ます。自分の目で見える範囲は顔を上げようが横にしようが普通に見えるのです。

シロ/クロきっちりと

そうです、眼の状態にもよりますが、メガネを掛けた状態で遠く、跳ね上げてメガネが上がった状態で近くという使い方ができます。

メリット・デメリット

上に書いたことはすべてメリットになります。ただし普通のメガネと異なり跳ね上げる機能をつけるためにフレームの構造的に複雑にもなり、その分重くもなります。

よく見かけるハネアゲメガネとは単式と言って、跳ね上げると目の前が何もなくなります。(表現が微妙ですが…)それに対して複式というものもあります。跳ね上げたフレームの内側にもう一組メガネのフレームが存在し、レンズを4枚使って遠くと近く、または表側はサングラス等にすることもあります。

↑ これは日頃私が愛用しているジョンレノンの複式です。近近というタイプのレンズが内側に入れてあり、表側のレンズを下すと30cm~20cm、上げた時にはさらに近くが見え12cmぐらいまで対応するお仕事メガネです。さすがにこのサイズだと小さいので4枚使ってもさほど重さは感じません。

新製品紹介

今回新製品として「フリッポン」というフレームが発売されました。一番の特徴は線が細く軽い!

【 フリッポン FO1003-2GY-54 】

【 フリッポン FO1004-4NV-54 】

また跳ね上げた時に丁番部分にロック機能がありフレームが下がってこない。その上フロントの線が細いので跳ね上げても圧迫感が少なくすっきりと見える。

どちらもオススメの一本です。遠近はちょっと…というあなた!

これはイイですよ。初売りで購入しましょう。