こんにちは。岡谷市の大成堂です。
先週9月8日のブログで補聴器について紹介させていただきました。
本日はお客様からよく聞かれる補聴器と集音器って何が違うの?についてお答えしたいと思います。
通販サイトや新聞広告などでよく見かける「集音器」「補聴器」とはどう違うのでしょうか?どちらも「音を大きくする機械」ですが、搭載されている機能も、得られる効果も違います。
機能が大きく違う
補聴器は「聴力に合わせて足りない音を大きくするもの」
「聞こえが悪くなった」とは言っても、実は音の高さによっては十分に聞こえている場合があります。年齢とともに高い音から聞き取りにくくなるので、高い音を必要な分だけ大きくすれば聞こえるようになることが多いです。
補聴器は、お客様の聞こえに合わせて音を設定します。補聴器はマイクで拾った音を分析し、音の高さごとに分割します。使用する人が聞こえない高さの音を必要なだけ大きくし、聞こえる音の高さはあまり大きくしません。それに加えて、騒音の中でも言葉を聞き取りやすくする機能や雑音を抑える機能、ハウリングを防止する機能など様々な機能を搭載しています。
集音器は、マイクで拾った音をすべて大きくするので、聞こえている高さの音や雑音もすべて大きくなります。そのため うるさすぎたり、時には耳にダメージを与えてしまう場合があります。
補聴器は「医療機器」集音器は「家電」
補聴器は厚生労働省の認定を受けた「管理医療機器」です。厳しい検査を受け、効果や安全性について一定の基準をクリアして製造販売ができます。
集音器はそのような許可を受ける必要はなく、聞こえに対する効果や耳に対する安全性に対して決められた基準もありません。機能がシンプルで比較的お安く購入できます。
販売方法・アフターケアの違い
補聴器は基本的にお試しできます。販売後も定期的に調整いたします。また安心して快適に長く使っていただけるように、保証も1年~3年設けています。メンテナンスや点検などもいたします。
集音器は購入前に試聴することができないことが多いです。
補聴器と集音器の違いをしっかり理解して、自分に合った器械を選んでください。
大成堂では購入前にお試し頂ける2週間無料レンタルを行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。