レンズの痛み、変色、コートハガレ (岡谷、諏訪、下諏訪、茅野)


陽の光が毎日最強レベルで外に出ることをためらう日々が続きますね。
メガネレンズは時間の経過とともに様々な要因で劣化し、見え方や快適さに影響を与えることがあります。以下に、経年劣化によって起こる主な「痛み(ダメージや不具合)」を箇条書きでまとめました:

🕒 経年劣化によるメガネレンズの主な痛み

  • コーティングの剥がれ
    • 撥水・防汚・反射防止などのコーティングが徐々に剥がれ、白く曇ったような見た目になる。
    • 特に熱や湿気に弱く、夏場や浴室での使用で進行しやすい。

↑3年もの間、外でも使ったメガネレンズ、同メーカー同クラスレンズ、UV420ブルーカットレンズ

  • 細かい傷の蓄積
    • 日常的な拭き取りや落下などで微細な傷が増え、視界がぼやける。
    • 特にプラスチックレンズはガラスよりも傷がつきやすい。
  • 変色・黄ばみ
    • 紫外線や空気中の汚れにより、レンズが黄ばんだり色が変わる。
    • 見た目だけでなく、視認性にも影響する。
  • 歪みの発生
    • 長期間の使用でレンズがわずかに歪み、視界に違和感が出ることがある。
    • 特に高屈折レンズや薄型レンズで起こりやすい。
  • 曇りやすくなる
    • コーティングの劣化により、曇り止め効果が低下。
    • 湿度の高い環境で曇りやすくなる。
  • 紫外線カット性能の低下
    • UVカット機能が時間とともに弱まり、目の保護力が低下する可能性がある。
  • フィッティングのズレによる視野の不一致
    • レンズ自体ではなく、フレームの変形によりレンズの位置がずれ、視野が合わなくなる。

👓メガネは見え方だけでなく、目の健康にも関わるアイテム。2〜3年を目安にレンズの状態をチェックし、必要に応じて交換するのが理想的です。

↑ 正面右側のレンズはコートハガレが著しい

メガネのレンズを長持ちさせるには、ちょっとした習慣の積み重ねがとても大切です。以下に、レンズを傷めずに長く使うためのコツを箇条書きでまとめました:


👓 メガネレンズを長持ちさせるためのポイント

  • レンズ専用のクロスで拭く
    • ティッシュや服の袖で拭くと細かい傷がつきます。
    • マイクロファイバークロスを使い、優しく拭きましょう。
  • 水洗いしてから拭く
    • 乾いたまま拭くと、付着したホコリでレンズを傷つける可能性があります。
    • 水で軽く洗い流してから拭くのが理想的。
  • 高温・多湿を避ける
    • 車内や浴室など高温になる場所に放置すると、コーティングが劣化しやすくなります。
  • 専用ケースに収納する
    • 使用しないときは必ずハードケースに入れて保管。
    • 鞄の中でむき出しにしておくと、他の物と擦れて傷がつきます。
  • 定期的にメンテナンスする
    • メガネ店でのクリーニングやフィッティング調整を受けることで、レンズやフレームの寿命が延びます。
  • レンズクリーナーを使う
    • 市販のレンズ用クリーナーを使うと、油分や汚れが落ちやすく、コーティングも守れます。
  • 紫外線に注意する
    • UVカット機能付きのレンズでも、長時間直射日光にさらすと劣化が進むことがあります。

↑ 経年劣化による変色がこれでもかと


ちょっとした気遣いで、レンズの寿命はぐっと伸びますよ。ちなみに、レンズの寿命は平均で2〜3年と言われていますが、これらのケアをしていれば5年以上使えることもあります。

もし今使っているメガネの状態が気になるなら、どんな症状であるか店頭でしっかりとご説明しますよ。