白内障について(長野県 岡谷市)


こんにちは。岡谷市の大成堂です。

先日一年に一度の健康診断を受けてきました。

身長・体重・視力・血圧・心電図・胃カメラ検査等々・・・2週間後に結果が郵送されてきました。この年になると(50代)C:異常所見あり(経過観察、1年後再検査など)もいくつかあり、さらに今回は視力検査D:要精密検査/要医療でした。

今まで右1.2/左1.2だった視力が今回は右1.2/左0.5だったのです。これはもしかして白内障なのかも・・・と思い、早速眼科を受診した結果、白内障でした。

白内障は、目の中のレンズの役割を果たす水晶体が年齢とともに白く濁り、視力が低下する病気です。透明な水晶体が濁ることで、光が目の中にうまく届かなくなったり、ピント調節がしづらくなったりします。

 

白内障の主な症状

白内障の症状は人によって異なり、初期には自覚症状がほとんどないこともありますが、進行するといくつか症状が現れることが多いです。

・目のかすみ・ぼやけ

・水晶体が濁ると、物がかすんで見えたり、ぼやけて見えたりします。まるで曇りガラスを通して見ているような感覚です。

・まぶしさ

・光が錯乱しやすくなるため、日差しや対向車のヘッドライトなどを異常にまぶしく感じることがあります。

・視力低下

・徐々に視力が下がることがあり、眼鏡を新しくしてもすぐに合わなくなるといったこともあります。

・物が二重・三重に見える

・水晶体内の濁った部分と透明な部分で光の進み方が違うため、片目で見ても物が複数に重なって見えることがあります。

・色の見え方の変化

・色が薄く見えたり、黄色っぽく見えるなど、全体的にかすんだように見えることがあります。

・夜間視力の低下

・暗い場所での視力が低下し、夜間の運転などが困難になることがあります。

近視の進行

・水晶体の濁りによって近視が進み、一時的に老眼鏡が不要になることもあります。

眼精疲労

・目が疲れやすくなることがあります。

白内障かな?と感じたら

 

白内障は加齢によって発症することが多く、40代から始まる人もいますが、80歳以上になるとほとんどの人が何らかの白内障を発症すると言われています。

このような症状に心当たりがある場合は、早めに眼科を受診して詳しい検査を受けることが大切です。

白内障の治療

早期の治療

初期段階であれば、点眼薬で進行を遅らせることができる場合がありますが、一度濁ってしまった水晶体を元の透明な状態に戻すことはできません。

手術による治療

白内障が進行し、日常生活に支障が出る場合は、手術が一般的に行われる治療法です。手術では濁った水晶体を取り除き、代わりに眼内レンズを挿入します。

白内障の注意点

白内障は放置すると、視力低下が進み日常生活に支障をきたすだけでなく、緑内障発作や他の目の病気を引き起こす可能性もあります。白内障だけでは失明することはありませんが、緑内障など他の病気が合併すると視力や視野に影響が出る可能性があります。

白内障の進行を遅らせる方法

白内障の進行を完全に止めるのは難しいですが、生活習慣の改善や適切な治療で進行を遅らせることができます。一度濁ってしまった水晶体が自然に元に戻ることはありませんが、早期に対策を始めることが大切です。

医療機関での対策

点眼薬の使用:初期の白内障であれば、医師から処方された点眼薬で進行を遅らせる効果が期待できます。点眼薬は進行を抑えるもので、白内障を完治させることはできません。

定期的な眼科検診:症状がなくても、定期的に眼科検診を受けることで、白内障の早期発見と進行状況の確認ができます。特に40代以降の方は年に一度の検診が推奨されています。

日常でできる対策

紫外線対策:サングラスや帽子で紫外線から目を守りましょう。UVカット率の高いものを選び、レンズの色が濃すぎないものがおすすめです。紫外線は内白障の進行を早める要因の一つです。

食生活の改善:抗酸化作用(体の中を錆びつかせない・酸化を抑える)のある食品を積極的に摂取することが白内障の進行を遅らせるのに役立ちます。

・代表的な抗酸化物質の種類と含まれる食品の例

 ビタミンC:パプリカ・ブロッコリー・キウイフルーツ・イチゴ・かんきつ類・じゃがいも

 ビタミンE:植物油(ひまわり油など)種実類(ごま、アーモンドなど)アボカド・かぼちゃ・うなぎ

 カロテノイド:緑黄色野菜(トマト、パプリカなど)マンゴー・パパイヤ

 ポリフェノール:ブルーベリー(アントシアニン)玉ねぎ(ケルセチン)緑茶(カテキン)コーヒー(クロロゲン酸)チョコレート

バランスの取れた食生活を心がけましょう。サプリメントも補助として活用できますが、食事を基本とし、必要な場合は医師や薬剤師に相談してください。

禁煙:喫煙は体内の酸化を促進し、白内障の進行を早める大きな要因となります。喫煙により抗酸化作用のあるビタミンCが破壊されることも知られています。

糖尿病の管理:糖尿病は白内障の進行を早める要因の一つです。血糖値が高い状態が続くと水晶体に糖分が蓄積され、濁りを促進します。食生活の見直しと適度な運動を習慣化し、血糖値管理することが重要です。

ストレス軽減と十分な睡眠:ストレスや睡眠不足は酸化ストレスを増加させ、の進行を早める可能性があります。趣味や運動、リラクゼーションなどでストレスを軽減し、質の良い睡眠をとりましょう。

白内障は特に中高年の方がかかりやすい目の病気です。

50代では40~50%、60代で70%~80%、70代で80%~90%、80歳以上の場合はほぼ100%の確率で白内障の症状が見られるようになります。

白内障の症状が見られる場合には、早めに医療機関を受診してください。