みなさん、こんにちは。
最近はやりのプラスチックフレームって、買った時はピカピカしてきれいだけど、使っているうちに艶が無くなりマットになってくるじゃないですか?
あれは一言でいえば「素材の劣化」なんですが、あまり年数の経っていないフレームなら、何とか新品のように元に戻すことができるのです。
あまり年数の経っていないフレーム・・・とはどういうものをいうのか?
今回写真に上げているものは正直10年以上も前のフレームです。ただし毎日掛けていたわけでなく、以前は年に数回掛けていただけのフレームです。今では手元が見づらいため(ローガン)それなりのレンズが入っており店内では、ほぼほぼ掛けています。
今回店舗改装中に天井の塗装を自分自身でやっていました。その結果、落としたペンキがベッタリ! また顔を近づけて塗ったところはミスト状のペンキがこれまたツブツブとくっついて。
そこでアセトン(溶剤)を使ってこびりついた塗料を撮ったまでは良かったのですが・・・
すっかり表面が溶けてしまい、ティッシュを引きずったためにこすりキズまで。
塗装屋さんの苦労が伺えますね。
そこで今回はその傷んだ表面を再度ヤスリ掛けをし、傷んだ表面を一皮むきます。前回アップした「メガネの下がり、ずり落ち、掛け具合の解消に」のブログネタと同じように荒い目のヤスリ掛けから目の細かいヤスリ掛けをします。
どの番手のヤスリまで使うかは企業秘密なのでお答えできませんが、手間のかかる作業です。凹凸がほぼなくなった状態から次はバフ掛けです。急いで磨き上げようと慌てると逆に磨き傷が入ってしまうので、これも慎重に進めていきます。
いかがですか? 画像が小さくてわかりづらいかもしれませんが、艶の出方が違います。
毎日掛けている方は経年劣化も早いです。特に汗をかく方や脂ぎっている方は要注意。
口で言ったり文章に書いたりすると簡単そうですが、思いのほか手間はかかります。その上最終段階まで来て艶の出が悪い時には再度番手を落として磨きなおしからです。それでもキレイになった時の喜びは格別です。
愛着のあるメガネをいつまでも・・・