レイバンには日本仕様と現地仕様が (長野県岡谷市)


先日当店に来店のお客様、人気のレイバンサングラス、「RB2140F」ならぬ「RB2140」にカラーレンズをご希望。

そうです、レイバンには同じような品番で同じようなデザインでも違うものが存在するのです。

何が違うのか?

①.鼻あての構造的違い
RB2140Fの「F」品番はアジアンフィットと呼ばれる欧米人に比べ、残念ながら鼻の低い日本人をはじめアジア人に合わせた設計。鼻あての部分の構造的に高めの作りになっているか、低めの作りになっているか。
最近も目頭からスラッとした中にも上部に太さのあるアメリカンなお客様が来店しメガネを購入いただいた際に、日本人に合わせた鼻パッドでは非常に合わせにくく調整が大変でした。

アジアンフィットの傾斜角

②.この品番の商品はフレームフロントの傾斜角が異なる
眉と鼻がしっかりした欧米人はアジア人に比べ頬の作りが違うため、傾斜角のかかったフレームでもカッコよく掛けこなせます。
それに対しアジア人はタテにちょっと大きい現地仕様をかけると大体の人が頬にフレームが食い込みます。

海外仕様のキツイ傾斜角

これだけ違うとさすがにきついですね。私も低い鼻ではありませんが、さすがにこれはここに当たります。

③テンプルの開き方が異なる
写真はありませんが、テンプルの作りが通常モデルに比べアジア人に合わせて丸みを持たせてあります。

正面から見るとほぼ変わりなく見えます。今回持参枠のキズついたレンズを度なし(素通し)のレンズで今時の人気カラーにという事で当店取扱いの舞企画のレンズに交換しました。

完全に一緒にはなりませんが、同程度の濃度でお客様も気に入っていただけました。

今お持ちのサングラスのレンズ交換のみもお受けしていますのでお気軽にご相談ください。