日本のメガネ屋が初めて入ったフィリピンのレンズ工場見学!


ちょっと前になりますが、9月の前半にレンズメーカーのセイコーさんの計らいでフィリピンにあるレンズ工場「EHS Lens Philippines,Inc」にお邪魔させていただきました。

当社は「セイコーレンズスペシャリスト」というSEIKOブランドレンズをより広く、より深く取り扱う眼鏡専門ショップとして登録されております。そのスペシャリストの一団体として今回の訪問がかなったわけですが、話を聞いたところ現地工場を訪問した一般眼鏡店は当社が初めてのようです。

メーカーの担当者と共に出国し、翌日訪問しました。この「EHS Lens Philippines,Inc」はフィリピンの工業団地・経済特区「バタンガスエリア、ファーストフィリピンインダストリアルパーク(First Philippine Industrial Park)」に位置し、このEHSの他ブラザー・ホンダ・キャノン等大手が同じように入居している貸工場地帯の一角にあります。

マニラ中心部(マカティ)から約1時間と交通の便は良いものの日本と同じで朝夕の混雑時には2時間以上かかることもあります。

気軽な気持ちで訪問したのですが、なんと工場入口にはウエルカムボードに私の名が掲げられており恐縮しました。

この工場で働くスタッフが約1,600人、そんな所に一人で行っちゃったわけでして、こりゃぁヤバイと思った次第です。工場内は残念ながら撮影が禁止されていたため、ぜひ皆さんにお伝えしたいことも数多くあったのですが、一つ言えることは品質管理が徹底されており何重にもチェックチェックさらにチェックといった感じで品質管理が徹底されていることでした。(素晴らしいの一言!)

高い品質と24時間制による納期の短縮化で毎日フィリピンからこれらのレンズがお客様のもとに届けられているのです。

外に出せない情報もあるので詳しくは書けませんが、日本の他アメリカ・ヨーロッパにも出荷しているようです。

こんな私ごときのために現地では人参の最高責任者であられる工藤さん他現地社長のアルベルトさん(いゃ社長)まで出てきていただき最後には一緒に写真まで撮らせていただきました。

昔から何度も私は思っていますが、安売り安売りとフレームやらレンズやら安ければ良いみたいな風潮があるのも事実ではあります。しかしながらそれらを作っているスタッフ一人一人の思い、またメーカーの技術には常々脱帽です。

そんなイイモノを多くのお客様に伝えることが私の使命だと改めて思わされるひと時でした。

ご協力いただきましたEHSの皆様、セイコーアイウエアの皆様、ありがとうございました。

 

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