4月8日に御紹介したグッチのプラスチックフレーム、【 GG0037O-003-50 】
![IMG_0360](http://m-taiseido.com/wp/wp-content/uploads/IMG_0360-360x270.jpg)
プラスチックといっても色々な素材が使われており、今回発表されたこちらのグッチは「オプチル」という素材なんです。
![IMG_0362](http://m-taiseido.com/wp/wp-content/uploads/IMG_0362-360x270.jpg)
「元祖!軽量プラスチック」と言えるほど、もうすでに30年以上前から流通している素材です。
一般的にプラスチックフレームの事を「セルフレーム、セル枠」と呼んでいますが、これはセルロイドという素材からきている名称です。今ではアセテートという素材が主流になっていますが、「セル、セル」と呼んでいます。
その他にウルテムという素材やTR-90といった聞きなれない素材も多く流通しています。
特に低価格の商品はTRを使った商品が多いのです。(その話はまた今度)
今回ご紹介のオプチルの凄いことは素材に温風で熱を加えることによりいくらでも曲がってくれるということなのです。
![IMG_0363](http://m-taiseido.com/wp/wp-content/uploads/IMG_0363-360x270.jpg)
素材の中に芯の入っている素材と違い、思いのままに曲りそのまま冷やせばその形のまま固定されます。玄人向けの素材なので経験の浅い販売員では思うように調整ができません。
![IMG_0364](http://m-taiseido.com/wp/wp-content/uploads/IMG_0364-360x270.jpg)
さらにまた素材に熱を加えれば元の形状に戻ってしまう・・・そんな面白い素材であり軽量なので掛けやすいのです。
![IMG_0361](http://m-taiseido.com/wp/wp-content/uploads/IMG_0361-360x270.jpg)
今回のグッチのフレームはメイドイン〝イタリー”であり、比較的オプチルはヨーロッパ圏のメーカーで使われています。
こちらのデザインはボリュームがあるのですが、素材が軽いため非常に掛けやすいフレームとなっています。
今のトレンドを肌で感じてみませんか?