「レイバン」というブランド。シャネルやブルガリ、グッチなどのようなファッションブランドではないけれど、今では多くの方に知られたブランドに成長しましたね。
元々はアメリカでパイロットの眼を護るために開発されたサングラスだったけれど、今では老若男女使っていますからね。
それだけ有名で人気のある商品だから、偽物も出回りますね。
先日持ち込まれた偽物を紹介しましょう。
レイバンRX5154 クラブマスター
おのずと知れたブロータイプのメガネフレームになります。
まずは当店在庫の正規流通品
【 RX5154-2012-51サイズ 】
次は持ち込み品の5154らしき商品
似てはいますが、明らかにメッキの色合いも違います。現在中国で生産されているメガネフレームは山のようにあります。生産地もいくつかありファッションブランドで名のあるOEM品を生産する工場もあれば、ホントに安く低品質なメガネを生産する工場もあります。
明らかにサイズが違う
金になるなら何でも作っちゃうという某国のコピー魂は凄まじいものがあり、メガネだけでなく、何でも日本に入ってきますね。
表記はそっくりで同じ品番のフレームなのに、なぜか一番最後の数値(テンプル長)が違う。
さらに今回持ち込まれた商品はなぜか縦がデカい!
二本並べてみると歴然とその差がわかります。
コピー品の仕上げはそれなり
レンズとレンズとつなぐ部分をブリッジと呼びます。同じように玉形サイズと鼻幅の表記はあるもののコピー品は刻印の打ち方もヘタクソ。
この□は業界内でボクシングシステムというものでセンターに打たれていなければならないのに金色のフレームの刻印は明らかに左寄り。
その上フレームそのものの仕上げも悪くフレーム内側はプラスチック上面がザラザラに➡手間をかけるとコストに反映するので簡単にチョッチョッと➡雑な仕上がりに。
そして最後の極めつけは荒れたレイバンのロゴ
日本という国はいつからこんなに貧乏な国になってしまったんだろうか?コピーを作っているお隣の国の人たちの方が日本に来て爆買いをし、そのコピー品を日本人が使い・・・
私の周りにいますよ、立派な社長様スーツ着て、レクサス乗って、100均のローガン鏡頭にのせて・・・
普段は5,000円ぐらいのメガネ掛けて・・・いゃ、悪くはないですよ、でも見えればね。
でもね、何か寂しい日本になってきましたね。