今日はお客様からご依頼された腕時計のベルトのお話です。
一般的に腕時計の革ベルトというものは時計本体に対し上と下にベルトが取り付けてあります。
皆さんご存知のようにこういったベルトは、6時方向側のベルトを尾錠に通しグイッと引っ張り上げて留めます。
何回も引っ張り上げることにより当然革バンドも傷んでしまいます。
そこで今回ご紹介するのはベルトメーカーさんから出ている汎用タイプの両開き式のバックル。
レザーベルト専用のステンレスバックルなので高級感もありイイ時計にもオススメ。
取り付けてみるとイイ感じに収まり金属ベルトのように弧を描いたベルトに早変わりします。
どこから見ても安っぽさがなくいい感じですね。
さらに腕への取付も簡単!
今回は腕の太いお客様だったので穴も余計にあけ直し、ゆったりと付けられるように改造してあります。
そのせいか普通に組み合わせるとベルトの双方の長さの関係上バックルの部分が下に下がってしまうので取付を反対にしてまとめてみました。
どうですか?
収まりも良く仕上がっていますね。
参考までにこの高級時計はガラス面に無反射コーティングが施されているので黒の文字板もバッチリきれいに見えますね。(毛深くてごめんなさい)