皆さん、こんにちは。
先日お客様から依頼されたちょっと変わった「時計の修理」のお話です。
今から40年ぐらい前のセイコーの腕時計、これから先のことを考え子供へ引き渡せるようにと、くたびれた時計のリフレッシュをと依頼されました。
本体の脱着
すでに脱着後の写真になりますが、40年の歴史を感じさせるメッキの薄くなった本体。
どうしても使えば使うほどに時計正面は傷んできますね。
今回は外注の専門店にメッキ依頼をしました。そして、約一か月後再メッキが完成し納品です。セイコーの腕時計だけでなく、基本的にはロレックスなどの海外高級品も取り扱う専門修理工房です。
納品・開封
化粧箱で納品されました | ベルトはないけど新品みたい |
本体と機械は別にして修理依頼しましたが、納品時には組み立てて納品してくれました。
当たり前ですが、きれいにメッキがされています。メッキを掛けるには今まであったメッキをはがし、表面処理をしたうえで再度メッキ作業を行うので思っているより作業は大変です。
また今回は折り畳み式のバックルも既製品ではありますが新品に交換しました。
バックル交換
バンビ レザーベルト専用バックル(税込4,950円)
本体と一緒にこのバックルもキレイになると・・・
交換前 | 交換後 |
全部キレイになると、やはりねぇ・・・写真はありませんが、この後革ベルトも新品に交換させていただきました。
出来上がり
お客様曰く、「これでいつでも息子に・・・」なんて言っていましたが、まだまだ長生きしていただかなければ、ね!
皆さんが持っている古い時計、再生してみませんか?