先月ミラーコーティングのキズのお話をしましたね。
今日はミラーコーティングの欠点をお話ししましょう。
ミラーコーティングとは
ミラーコーティングの詳しいお話は先日しました。レンズ表面を鏡のように反射加工させたファッション性に優れたレンズです。
夜間に良いような悪いような・・・
オークリーのサングラスなどにはライトカラーのミラーコーティングが存在しません。ずっと前にオークリーからチタンクリアなるミラーだけのレンズも発売されていましたが、今は終了しました。
なぜか?
上の写真でもわかるように普通のレンズに比べると反射が気になります。自転車を乗られる方々が夜間走行用に求められる薄い色、もしくはクリアなレンズを選ぶ際、この反射がネックとなってしまうのです。対向車のヘッドライト、並走車のテールライトすべてが反射します。
それらのことを十分にご理解いただいたうえでご使用をお願いしたいところです。出来上がってから「これはひどい…」とならないようにしたいですね。レンズメーカー各社ミラーコーティングのページにはそれらの注意書きは書き加えられていますが、ほとんどの販売店ではそれらのことは説明されないでしょう。
バイカーにおススメの一本
【 オークリープラズマ 9019A-0159 】
こちらは私物のオークリーサングラスです。このプラズマにニコン製の高性能ハイカーブ調光遠近両用レンズ+ミラーコーティングを施した仕様です。レンズから側方に伸びたテンプル部の取付位置が絶妙に低く、ジェットヘルメット等を被った時にヘルメットとの緩衝が少なく掛けやすい仕様となっています。
さらにこのサングラスは張り出しが少ないためほぼ顔幅に収まるのも高得点につながります。
オークリーフロッグスキンの純正ミラーコーティングに比べて、クリアな分だけ明るく感じられると思います。最新の調光レンズは退色スピードも速くなってきているので、トンネルに入った時などは一昔前に比べるとだいぶ安心して走れるようになりました。
サングラスも使用用途に応じて使い分けをしませんか?