こんにちは。毎日急な土砂降りでゆっくりと時間が過ごせませんね。
今日は先日の休みに私が行った御巣鷹の尾根の「昇魂之碑」についてちょっと。
こういう山を駆け巡るには私の持っている4号機のカブが大活躍します。時々私の持っているハーレーで山に入り、こんなところ来るんじゃなかった…と後悔する時もありますが、今回はバッチリです。
バイクギャラリーの話なのか、ただ単にブログ日記なのかわかりませんが、1985年8月12日羽田発大阪行きのJAL123便が墜落炎上し、524名の乗客のうち520名が犠牲になったというあの悲しい事故現場です。
長野県と群馬県の県境の山中での事故で救助活動が難航し、大勢の犠牲者が出てしまったことを記憶して折る方も多いのではないでしょうか?
一度行ってみたいと思いながら38年もの年月が過ぎていました。たまたま最近TV報道や知人が行ったという話を聞き、私もこの8月に行くべきと考えトライしたのです。
朝4時半には出発し涼しい(肌寒い)うちに佐久経由で国道299号線に入り、十石峠を越え上野村へと向かいます。途中デッカく「御巣鷹の尾根」方面への看板が出てくるので、そこを左に曲がり山を上がります。
一番上の駐車までたどり着きそこからはバイクと降りて登山道を上がります。体力の無さを重々に感じながら上へと進むと、あちこちに個人の碑が建てられていました。右も左も碑ばかりで写真を撮る気持ちにはなれませんでした。
一番上の方に「昇魂之碑」が建てられていて、持って行った献花とご焼香をさせていただきました。
鐘の音が山に響き渡り、二度とこんな惨事が起こらないよう祈りました。昇魂之碑の上の丘の部分には石碑もありました。
石碑には「1985年8月12日18時56分26秒羽田発大阪行 日本航空123便JA8119号機 ここに墜落」三年後の1988年8月に遺族によりこの碑が建てられたようです。
36年経った2021年にこの沈黙の木は風化とともに折れてしまったようです。その上にあった木は今でも黒焦げのまま残っていて、これからも残っていくだろうと思いました。
時間とともにこの事故の事は忘れられて行ってしまうかもしれません。今うちの店にいるスタッフもこの事故より後に生まれた世代のメンバーです。
何も役には立たないとは思うけれど、こうしてネット上に残していくことで少しでも多くの方に伝えていかれればと思います。
犠牲となったすべての方々のご冥福を祈ります。この記事を見られた方も是非一度こちらに訪ねてみませんか?