メガネのくもり対策 (長野県岡谷市)


こんにちは、長野県岡谷市の大成堂です。10月も終わりに近づき、今年も残り2か月ですね。寒さも増してきて、メガネをしている人にとってはよりレンズの曇りが気になる時期にもなりましたよね。今回は、そんなレンズの曇り対策に最適な商品をご紹介させていただきますね。

 

曇るのはどうしてか

まずメガネが曇る原因ですが、それはずばり水蒸気です。水蒸気は、目には見えないですが空気中に含まれており、温度が高いほど多く、低いほど少なく含まれています。

曇るという現象は、寒いところから急に温かい環境に入った時に、多くの水蒸気を含んだ空気が水蒸気の少ない冷たいレンズに触れることによって、温かい環境の分の水蒸気を全て含むことができなくなります。そのため、居場所のなくなった水蒸気が水滴になって外に出ていくことでレンズが曇るのです。冬に時期に寒い外から暖かい室内やお店に入ったときに曇るのはこの現象が原因です。

 

くもりにくいレンズで対策

従来のくもり止め効果(防曇機能)付きのレンズは専用のレンズに専用のクリーナーを塗ることで曇り止め効果を発揮するレンズだったのですが、特別なメンテナンスが必要なのが大変だったり、めんどくさかったりすることで、使うのをやめた方もいるかもしれません。レンズメーカーでも数年前までは出しているところは数が限られていたので、曇り止め効果のあるレンズがあることを知らない人も多いかもしれませんね。

しかし、この数年マスクを日常的につけることになりメガネが曇りやすくなったことで冬だけでなく1年通して曇り止めグッズなどが必要になってきました。その影響もあり各レンズメーカーでも曇り止め効果のあるレンズ、しかも上記のような一手間いらない曇りにくいレンズが新発売されました。

例えば、HOYAから出た「KUMORI291(くもりにくい)」レンズはレンズ両面に吸水性の高い膜をコーティングすることで優れた曇り軽減性能を発揮し普通のレンズの約3倍曇りにくいレンズになっています。今ならこの曇りにくいレンズを購入してくれた方へのキャンペーンもしているのでぜひ!

セイコーは従来の曇り止め効果のあるレンズ(フォグレス)を大手レンズメーカーでは唯一販売しており、それにプラスして今回のコーティングで曇り軽減効果を発揮する曇りにくいレンズ、「フォグレスケアフリー」の販売も始めました。

日常的にメガネを使っている方や、お仕事で曇りやすい環境にいる方、ジョギングなどスポーツで使用する方には特にくもりにくいレンズを使うのはおすすめです!

このメンテナンスのいらない曇りにくいレンズですが、普通のレンズと比べて特殊なコーティングなので、普通のレンズより白っぽくなるのでご注意ください。ですが、カラーやブルーライトカットをプラスすることが出来るので、サンプルを確認いただき白っぽいのが気になる場合は薄いカラーを入れたりすることでそれが軽減されますので、安心してくださいね。

 

くもり止めグッズで対策

【フォグストップ缶】

拭くだけで簡単に曇りを防止してくれるクロスタイプです。クロスに曇り止めの成分が染み込んでいますので、基本的にはクロスでレンズを拭くだけですが、その際にレンズに息をハァーと吹きかけてから拭いていただくとより効果的です。1枚で約300回使えます。簡単で扱いやすいものが良いという方におすすめの品です。バッグに入れて持ち歩いたり、デスクに置いておくと曇りが気になってきた時にサッと使えるのもいいですよ。使い終わったら乾燥防止のために缶に戻して保管してくださいね。

 

【トレシー アンチフォグクロス】

汚れも取りやすく洗えるメガネ拭きで有名なトレシーを販売している東レから発売された、トレシーのクロスタイプの曇り止めです。

同封されている専用ジッパーパックがあるので、持ち運びにも便利です。使用環境にもよりますが、1回拭くだけで約12時間持続し、1枚で約300回以上使用可能なものになっています。トレシー製なので、曇り止めだけでなく拭くだけで皮脂汚れや油膜汚れもキレイに拭き取ってくれる優れものになっています。

紹介したクロスタイプのものは、洗濯をすると染みこませてある曇り止めの成分が全部洗い流されてしまうので、曇り止め効果がある間は洗濯はしないでくださいね。曇り止め効果が無くなった場合は、洗濯していただいても大丈夫です。後は、効果が切れた後でも普通のメガネ拭きとしてもお使いいただけますので、一石二鳥ですね。

 

【アンチフォグ】

今回紹介するなかで一番効果が高く、しかも比較的長持ちする曇り止めがこのジェルタイプのアンチフォグです。

このようなジェルをレンズの表裏両面に米粒程度塗ってもらい、指先でレンズ全体に伸ばしてから、ティッシュや柔らかい布でジェルが残らないように拭き取ります。この時に柔らかい布だからとメガネ拭きで拭き取ってしまうとメガネ拭きの性質上、折角塗ったジェルの効果がなくなってしまうのでご注意くださいね。拭き取った後でしたら、通常通りにメガネ拭きを使用いただいて大丈夫です。

 

【ピュア200】

こちらは液体タイプの曇り止めです。上記のジェルタイプと同じくレンズの裏表両面に液体と垂らしていただき指でレンズ全体に塗った後、液体が乾いてからティッシュ等で拭き取ってくださいね。こちらも拭き取る際にはメガネ拭きを使用しないようにご注意ください。ジェルタイプよりは効果は薄れますが、\220と今回紹介する中では一番手頃なお値段で買えるので曇り止めがどんなものか試してみたい方にはおすすめです。

ジェルタイプや液体タイプはクロスタイプに比べたら塗布する時間がかかりますが、その分効果や持続時間は長いです。そして、紹介している商品はそれぞれ曇り止めの成分が異なるので、併用すると効果が半減しますので同時に使うことはおすすめしません。

 

寒くなってくると曇り止めグッズは在庫が不十分になる場合もありますので、今のうちから対策を始めませんか?

HOYAの曇りにくいレンズ(KUMORI291)の詳細はこちらから。

セイコーの曇りにくいレンズ(フォグレス/フォグレスケアフリー)はこちらの下の方に載っています。