お風呂やサウナでのメガネは専用のものを (長野県岡谷市)

こんにちは、長野県岡谷市の大成堂です。先日の442年ぶりの皆既月食と天王星食が同時に見れる日がありましたが皆さんは見ましたか？天王星食の方はさすがに肉眼では確認できなかったですが、皆既月食の方は綺麗な紅い満月で妖しくも神秘的でしたね。冬が近づくにつれて寒さもましてきましたが、その分星空がキレイに見えるのはいいことですね☆彡

全国で旅行支援も始まり、寒いこの時期は有名な温泉街に行く方もいるのではないでしょうか？後はサウナに行ったり日常のお風呂時間が増えた方もいらしゃるかと思います。その際にメガネをかけないと不自由な方もいますよね？大成堂にも「お風呂でメガネって使えますか？」と聞かれる方もいます。今回は、お風呂やサウナで使えるメガネやレンズ、一般に売っているお風呂用メガネを紹介しようと思います。

メガネレンズの素材の特徴

その前にまずレンズの素材についての特徴の説明をしたいと思います。

・プラスティックレンズ

レンズは主にプラスティック製とガラス製の2つになりますが、今はほとんどのレンズがプラスチック製です。軽くて割れにくいのが最大の特徴で、いろんな加工もできます。しかし、プラスチックは熱に弱いです。プラスチックは熱いと膨張し寒いと縮む素材であり、それを繰り返すことに熱クラック(ひび割れ)を起こしてレンズに細かい線が入り普通に使っているよりレンズの寿命が短くなります。たまに1年中車の中に置いてあるメガネやサングラスを久々に使おうとしたらレンズに細かい線が入っていることありませんか？

・ガラス

今のプラスティックレンズが主流になる前はガラス製が主流でした。キズに強く、熱にも強いので今でも溶接業の方やずっとガラスレンズを使っていた人はガラスレンズで作ることもあります。しかし、重くて割れやすいのでプラスティックレンズが主流になってきてからは需要がへってきました。

お風呂にメガネをかけてもいいのか

本題ですが、お風呂やサウナなどでメガネをかけてもいいのかですが、答えはかけてもいいです。しかし、レンズやフレームの素材やコーティングによります。先程、供述したように今は大成堂も含めほとんどのメガネ屋でメガネを作る際に使用されているレンズの多くはプラスチック製になります。プラスチックは熱に弱いので普通のUVカットのレンズだとすぐに傷んでしまうので、普段使用しているメガネをお風呂でも使用するのはおすすめできないです。なので、お風呂で使う向けにお風呂用メガネを1本持つのがおすすめです！

お風呂用メガネを作るのにおすすめのレンズやフレーム

では、お風呂用やサウナにおすすめのレンズやコーティングやフレームです。

レンズ編

①ガラスレンズ

熱に強いという点では一番のガラスレンズです。普段使うには重いので疲れるかもしれませんが、お風呂やサウナで使うのならそこまで重さで疲れるということはないかと思います。しかし、落とした時にレンズがかける心配があるのでご注意ください。

②熱に強いコーティング

やはりお風呂でもメガネは軽い方がいいという方もいると思います。その際はプラスチックレンズに熱に強いコーティングをするのがおすすめです。お風呂だけでなく、仕事で高温のところにいる時間が多い人にもおすすめです。そこに市販のくもり止めを使えば曇り対策も可能です。しかし、熱に強いコーティングは全てのレンズメーカーでは対応してはいないので、ご了承ください。

フレーム編

③樹脂製

フレームは樹脂製(TR-90)がおすすめです。メタル製だとフレーム自体が熱くなりやけどの心配もあり、錆びることもあります。セルフレームは熱に弱く変形しやすいです。しかし、このTR-90は熱に強く変形しにくい素材になるのでおすすめです。ですが、フレームの一部分などに金属を使っている場合はそこが錆びる可能性があるのでご注意ください。

その他

④昔使っていたメガネをお風呂用にする

お風呂用に新しく作るのは…という方は、今まで使っていたメガネをお風呂用にするのも一つの手です。新しく作った際に前使っていたメガネを予備として何本か持っている方ももいると思いますが、そのうちの1本をお風呂用にするのもコストを抑えたい人にはいいですよ。

お風呂用メガネも売っています

お風呂用メガネとしてできあいのも何種類か売られています。大成堂でも1種類ですが売っています。それは「EYE♡入浴(あいらぶにゅうよく)」です。

こちらは名前も通り入浴(お風呂)の時に使う用に売られているものです。フレームも素材も熱に強く変形しにくく、腐食しないTR-90をしようしております。レンズも、熱に強くかつ、曇りにくい防曇コーティングがされているので、安心してお使いいただけます。しかし、出来合いのものなので、市販の老眼鏡同様に度数が決まっていて、乱視用はないのでご注意ください。